守護天使
オリジナル・ラブの楽曲「守護天使」。
アルバム「ムーンストーン」の中の鳥肌モノ(いろんな意味で)の一曲です。
控え目なアコースティックギターのリフ。
シンプルだけど美しいコーラス。
オシャレなベース。
シンコペーションで複雑に飛び回るメロディ。
柔らかいソプラノサックス。
いやー素晴らしいサウンドです。
だけどこの曲でぼくが最も気に入っているのは歌詞なのです。
作詞は松本隆氏。
歌は女性が青白いオーラに包まれるイメージから始まります。
守護天使というタイトルからも曲調からも何かロマンチックなことが起こるような予感がします。
ところが、曲が進んでいくとちょっと様相が変わってきます。
「あれ?」「え?」と違和感を感じているうちに・・・
これは先に歌詞全体を見ちゃうと「何だこりゃ?」で終わっちゃうと思うんですよね。
美しい曲調にのってゆったりとしたテンポで歌詞を噛みしめながら聞き入っていると陥るカタルシス。
賛否両論な歌詞のようですが、どんでん返しのある小説を読んだような感覚のするその歌詞に文字通りぼくは鳥肌が立ったのでした。
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