これからフリー音楽素材を配信したいと考えているなら、サイトを持つ意味はもう無いと思う

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フリー音楽素材サイトの規約をまとめるために20サイトをチェックしたところ、大げさかもしれませんが、フリー音楽素材サイトの未来が見えてきた気がしています。
かつての「趣味の音楽素材サイト」はゆるやかに死につつあるようです。

6年経って・・・

googleで検索して表示される20番目までのサイトを調査するというやり方はと同じでしたがサイトの顔ぶれはかなり入れ替わっていました
あれ?あの古参サイトはどこいったの?と、検索してみるとどうやら閉鎖していたり。

個人の趣味レベルを超えたサイトたち

前回の調査では1サイトだけだった素材販売サイトが今回2サイトとなっていました。
他にも個人運営だけど作曲者が複数いるサイトが2サイト、個人運営だけど法人化しているサイトが2サイトありました。(実際はもっとあるかも)
かつては個人の趣味であった音楽素材配布サイトですが、時代は移りかわり、多数の作曲者を抱えたり法人化したりするサイトが増えました。フォトストック企業の参入などもあり、フリー音楽素材サイト界は新たな時代に突入しているようです。

使い道が変わった音楽素材とその収益化

かつて音楽素材の定番の使い道といえば個人製作ゲームのBGMや個人ホームページで流すBGM(懐かしい!)などでした。ですが、今やその使い道は市販ゲーム、動画、TVCM、映画、アニメ、などなど以前からは想像できないような広がり方を見せています。

並行してアフィリエイトやアドが発達し、個人でも簡単にサイトを収益化できるようになりました。

この辺りでフリー音楽素材サイトに「個人の趣味」から「収益を得るためのもの」へのパラダイムシフトが起きたのだと思います。

使用報告が必要なサイトが7から1へ激減したのはこれを反映しているんじゃないでしょうか。(使用報告BBSは個人の趣味サイトの証でした)

ゆるやかに死につつある個人の趣味の音楽素材サイト

収益を得ることが目的となったフリー音楽素材サイトは素材を使ってもらえるかどうかは死活問題ですからgoogleなどの検索上位に表示されるよう工夫しています。

そうすると相対的に個人の趣味の音楽素材サイトは検索下位へ押しやられてきています。細々と使ってもらえればいいやという考えの個人運営音楽素材サイトは訪問者が減り、モチベーションも下がり、更新しなくなり、更に検索順位が落ちて・・・そして消えていきます。

これから音楽素材を配信しようと考えている方へ

もしも音楽素材をこれから配信しようと考えている人がいたら、もはや自分でサイトをもつ意味合いは薄いと思っています。
収益化できる音楽素材配信サイトが作曲者を募集してますから、そちらに登録するのが吉です。
個人サイトの管理はよっぽど好きじゃなくちゃ大変で煩わしいものです。
自分のサイトが無くても今はSNSで情報発信できますからね!

| カテゴリ:音楽素材考察

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