MusMusの楽曲を試聴する際に画面の下の方に表示される「MusMus Player」ですが、音量コントロール機能が付きました。
MusMus上で動いているシステムはわたくしwatsonが個人で作っていますが、この音量コントロール機能を作るのはなかなか楽しかったです。
ただ、限界もありまして、iPhoneやiPadといったiOSからは動作しません。これはiOSやAppleのデバイスの仕様のためで、これらデバイスは一般的なプログラムからの音量操作が効かないようのです。デバイス側の物理スイッチで音量コントロールしなさい、というApple様の天の声が聞こえます・・・
iPhoneやiPadの場合は音量コントロールを表示しない、という動作を一応組み込んでいますが、どうも完ぺきではないようです。
気になることがありましたらお気軽にご報告いただけますと嬉しいです。
では、今後もMusMusをよろしくお願いいたします!
The post MusMus Playerに音量コントロール機能が付きました first appeared on MusMus ブログ.]]>昨年はお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、昨年2023年に購入した音楽関連機材やソフトをまとめてみました!
Reveal Sound のポリフォニック・シンセサイザーです。いやーいいです!SERUMやFalconをもっていますが、SPIREもあってまったく無駄になりません。単独でもいいし他の音源にレイヤーしてもいいですね。
噂のなんでもあり音源。SPIREの例もあったので、NEXUS、Falconを持っていますが、AVENGERもあれば無駄にならない・・・と思って買ったのですが、うーんどうだろう?もしかするとNEXUSとAVENGERはさすがにどっちか片方持っていれば問題ない気がしてきました笑。もう少し使い込んでみます。
甘く響くセミアコースティックギター 「ES-335」の音源です。これは素晴らしい・・・!これを使った曲はまだ未公開ですが公開が楽しみです。ジャズな演奏例はこちら。
様々なプラグインが入ったバンドルです。アップグレード版で購入できました。いろいろ入っていますが私の場合、Ozone 11 Advanced、Neoverb、RX 10 Standard あたりが主な目的でした。
ほかにもNectar 4 AdvancedやNeutron 4、VocalSynth 2、Insight 2あたりも面白そうなのでいろいろ遊んでみようと思っています。
IMPACT SOUNDWORKS社のストリングス音源。大ホールの音源としてはSpifireのものでかなり満足していますが、CHAMBER のいいものはもっておらず。こちらにしてみました。まだいじっていませんが楽しみです。
ついに買っちまいました・・・!Elgato製のDTMerやStreamer必須と言われる便利デバイスです。ショートカットデバイスと言えばいいのかな?こちらもまだ買ったばかりなのでこれからセットアップしていきます。
こちらの記事でも書かせていただきました。X型をずっと使っていましたがこれで足元すっきり。
モニターライトです。マジで良いです、これ。部屋の照明具合にもよりそうですが、画面が見やすく目が疲れにくくなります。もっと早く買うべきでした。
足下にはセラミックヒーターを置いていたのですが風が出るし埃は舞うしでいまいちだったので、遠赤外線のヒーターにしてみました。
キーボードのペダルと干渉するのが悩み笑。でも基本的に快適。
きちんと作業できつつ、ゲームもできるようなノートPCを買いました。できるだけDTMマシンはDTM用途のみにしていきたい。メーカーはmouse、Core i7 + NVidiaのグラボの載っているものにしてみました。いまのところ超快適!せっかくグラボも載っているのでYouTube動画の書き出しなんかもこちらでやってみたいですね。
いずれも定価だとなかなかのお値段だったりしますが、うまくセールなどを狙って買っております。
また、昨年買うと宣言していたDTMメインマシンは今回購入できませんでした。なぜなら、昨年からひとつ企業案件をいただいており、そちらが終わるまではPCの移動どころではなさそうだからです。
企業案件については春ごろには告知できると思いますので、ぜひそちらのほうもよろしくお願いします。
それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。
The post 2023年に購入したもの first appeared on MusMus ブログ.]]>2023年10月から関連法規の改正によりステマ規制が厳しくなりました。
ブログも例外ではなく、記事にアフィリエイトリンクやプロモーションを含む場合はその旨を分かりやすいところに表示しなければなりません。
ではどこなら分かりやすいと言えるのか、など詳細は他の記事に譲るとしまして・・・この記事の背景と趣旨をまとめます。
正直なところ、これだけであれば検索するとすでに記事がたくさん書かれておりウィジェットを使うという答えも出ているのですが、自作テーマを使っている場合はここで問題が発生します。
そう、自作テーマがウィジェットに対応していないという問題が。
あるいは、サードパーティー製のテーマを使っていても、ウィジェットに対応していないなんてことも稀にあるかもしれません。または、ウィジェットはあるけどタイトル下への配置が無い、なんてこともあるでしょう。
そこで、この記事ではWordPressテーマをタイトル下のウィジェットに対応させて、そこにPR表示を挿入する、までをできるようにしてみます。
手順としては、
1. ウィジェットを用意する
2. ウィジェットを配置する
3. ウィジェットの中身を設定する
となります。個人的にはWordPressのウィジェットは箱と考えるとわかりやすい気がします。上の手順の「ウィジェット」を「箱」に置き換えてみるとスッと入ってきませんか?
まずは、ウィジェットという「箱」自体を用意します。
WordPressメニューの「外観」から「テーマファイルエディター」を選択し、メニュー右のファイル選択方「function.php」を選びます。
選択したfunction.phpにウィジェットの設定を書き込みます。
例えば以下のような内容です。
// H1直下のウィジェットを設定 register_sidebar( array( 'name' => __( 'bottom-h1-widget' ), 'id' => 'bottom-h1-widget', 'before_widget' => '<div class="widget-container bottom-h1-widget">', 'after_widget' => '</div>', 'before_title' => '<h3>', 'after_title' => '</h3>', ) );
idの内容「bottom-h1-widget」は好きな文字列に変えて構いませんが、後で読んで意味がわかりやすいものがよいと思います。
before_widgetの内容はclassの付いたdivとなっていますが、実際のhtmlにはこのdivでウィジェット全体が包まれる形で展開されます。ここではclassに「widget-container」「bottom-h1-widget」の2種類を設定しています。クラスwidget-containerでサイドバーも含めた全体のウィジェットを設定、クラスbottom-h1-widgetでタイトル下のみを個別に設定できることを想定しています。
次にloop.phpを選択します。ここではウィジェットという「箱」を実際の配置場所(ここでは記事タイトル下)に置いていきます。
loop.php には以下のような箇所があるはずです。(テーマの作り方によってはsingle.phpなどほかのファイルにある場合もあります)
<h1><?php the_title(); ?></h1> <?php the_content(); ?>
この箇所のthe_titleで投稿のタイトル、the_contentで本文を展開しています。今回のウィジェットはタイトルと本文の間に挿入したいので、以下のようにして、先ほど設定したbottom-h1-widgetを配置します。
<h1><?php the_title(); ?></h1> <?php if ( is_single() ) : // singleのときのみ ?> <?php dynamic_sidebar('bottom-h1-widget'); // H1直下のウィジェットエリアを設定 ?> <?php endif; ?> <?php the_content(); ?>
if 分で囲い、is_single()で判定しています。これにより、loop.phpが記事ページから呼び出されている場合のみウィジェットを配置するように設定しています。テーマの作りにもよりますが、ブログトップページでloop.phpで記事一覧を表示したりしていると、一覧にもいちいちウィジェットが表示されてとてもうるさいことになるためです。テーマよってはif文は必要ない場合もあるでしょう。
いよいよウィジェットの中身を設定します。「外観」から「ウィジェット」を選択します。
すると、先ほど設定したウィジェットが選べるようになっていますので、ここにテキストなどを設定していきます。
私の場合はテキストの色を設定したりしたかったので、「HTML」でpタグごと文章を設定しました。以下が結果です。
無事、PR告知が挿入されました。
ここまで丁寧に読んでいただいた方にはある疑問符が浮かんでいるかもしれません。loop.phpで該当箇所にウィジェットを挿入するのなら、そこに直接pタグで文章を入れればいいのではないかと・・・
身も蓋もありませんが、それでも大丈夫です。
ですが、後から文章の中身を変更する場合やほかの要素を加えたい場合にはウィジェットの方が便利です。どうせloop.phpをいじる必要があるのなら、function.phpも少しいじってウィジェットを配置してみてはいかがでしょうか。
The post 自作WordPressテーマをウィジェットに対応させてステマ規制対応をする方法 first appeared on MusMus ブログ.]]>この度、TuneCore Japan (以下TuneCore)での楽曲配信収益が累計200万円を突破いたしました。
楽曲を聴いてくださっている皆様、本当に、本当にありがとうございます!
この記事では収益200万円への軌跡をまとめてみました。楽曲配信している方やこれから楽曲配信してみたい方のご参考にもなるかもしれませんし、ふだん私の楽曲を聴いてくださっている方にとっても「わしがwatsonをここまで育てたのじゃ」という目線で読んでいただけるのではないかと思います。
それではどうぞ。
2016年から2020年ごろまでの4年間は、これらゲームサントラのダウンロード配信だけを行っていました。いずれもカタテマというゲームデベロッパーの作品で、一部界隈でとても人気です。ご興味あればこちらからどうぞ。最新作「プリンと盾琴」でも楽曲を担当させていただいております。
ゲームサントラという特性上、ゲームのリリース直後はたくさんお買い上げいただけますが、その後はずっと低空飛行を続ける感じになります。
ここで初めてフリー音楽素材MusMusの楽曲のストリーミング配信&ダウンロード販売を開始しました。
1stアルバムは14曲を収録。MusMus初期の曲であり、僭越ながらすでに人気だったりする曲も含まれているのでどうなるか楽しみでしたが、初月はストリーミング再生1556回、単曲ダウンロード5回という結果でした。それでもこの1撃で配信手数料を回収できたので十分な出だしだったと思います。
2ndアルバムリリースです。この頃になると1stアルバムのパフォーマンスは月当たりダウンロード20、ストリーミング再生8067回に伸びていました。
2021年4月 3th MusMus vol.03 midstream jam
2021年7月 4th MusMus vol.04 inherit the Light Trail
2021年8月 5th MusMus vol.05 キミにあげる!
このあたりは特筆すべきことが無いです笑。粛々と新アルバムを配信していきました。
6thで試しにタイトルから「MusMus vol.**」といった表記をなくしてみました。当初は日本でそこそこブランディングできている「MusMus」を入れておけば検索されるかなと思っていたのですが、どうもそういった検索経由で聴かれている感触はありませんでした。
さらには思い切ってジャケット画像からタイトルをなくしてみました。私自身、Spotify や Amazon Music Prime で音楽を聴くときにいちいちジャケットの文字は読んでないなと思ったからです。
予想通り、いずれの表記をなくしても再生数などに大きな影響はありませんでした。
この7thが最新のリリースとなります。この月の配信全体でのパフォーマンスとしては、ダウンロードがアルバム12、単曲20、ストリーミング再生が124,599回となっています。6thの教訓から読めなくても問題ないと考え、タイトルとクレジットを小さい字で入れて意識高い系のデザインジャケットにしてみました。
ダウンロードのみだった2枚のゲームサントラについてストリーミング配信を開始しました。
そして2023年12月現在、収益累計が200万円を超え、この記事を執筆しています。
以下は月ごとの実績収益の推移です。「実績」というのは収益のタイミングのことで、ほかに「反映」で見ていく方法もあります。一部の配信先では例えば5月、6月、7月の3か月分の収益が10月にまとめて加算される、といったようなことが起こります。この場合収益は5月、6月、7月の「実績」が10月に「反映」したことになります。ですので、月ごとの推移を正確に把握するには「実績」が適しているというわけです。
ただし「実績」の額が判明するタイミングは配信先によって大きく異なり、なかには半年経っても上がってこない配信先もあるのでなかなか扱いにくい面もあります。グラフの最後のあたりで下がっているのはまさにそのためで、まだ結果が一部上がってきていないからです。
TuneCoreで配信していると次々と新しい配信先が追加されていきます。TuneCoreの素晴らしい点の一つだと感じています。
ですが、すでにリリースしているタイトルの場合、新しく追加された配信先に自動的には配信されません。改めて配信希望をTuneCoreに送信する必要があります。
私は基本的に新しく追加された配信先へは躊躇せず配信を希望しています。TuneCoreがその企業努力でゲットした配信先を利用しない理由が思い当たりません。
累計で10万円以上の配信手数料を支払っていることも忘れてはなりません。
ですが、もしも手数料40%の他サービスから配信していたとしたら80万円は支払っていたことになりますので、やっぱりTuneCoreから配信してよかったと思っています。
TuneCoreでの配信が気になった方のために今回も初回シングル配信50%OFFクーポンを置いておきます。下のバナーをクリックしてTuneCoreにアクセスするとゲットできますのでよろしければご利用ください。(友達紹介という形になり筆者にも収益が入ることをご承知おきください)
改めまして、これだけの結果を出せたのは楽曲を聴いてくださっている皆様のおかげです。本当にありがとうございます!
楽曲製作者の多くは「曲をたくさんの人に聴いてもらいたい」「曲をほめてほしい」などがモチベーションになり、お金のためだけにやってる人は少ないと思います。一方で楽曲制作にはお金がかかるのも事実ですし、こういった収益で機材を充実させてよりよい曲を作る原動力にできるのは喜ばしいことです。そもそも収益が上がってくること自体が「良く聴いてもらえてる」「評価されている」という実感にもつながっています。
とはいえ今は無料ストリーミング再生の時代なので、リスナーの皆様はアーティストの収益とか深く考えず、お気軽にたくさんの曲を聴いていただけると嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします。
The post TuneCoreでの楽曲配信収益が累計200万円を突破したのでこれまでの軌跡をまとめてみました first appeared on MusMus ブログ.]]>DTMには様々なスタイルがありますが、キーボードを使う方はかなり多いのではないでしょうか。その際キーボードを設置する方法にも様々なスタイルがあります。デスクに組み込んだり、88鍵にこだわらなければデスクの上にちょこんと載せてもいいですね。
88鍵など大型のキーボードを使用したいなどの理由でスタンドに乗せたい場合、X型、Z型、コの字型といった形状タイプがあるため、どのタイプにすればいいか迷ったりすることもあると思います。
なかでもこのようなX型はたくさんのメーカーが販売しており比較的安いのでついつい選びたくなりますよね。
通販サイトサウンドハウスでキーボードスタンドを検索してみても、やはりX型が多いことが分かります。
でもちょっと待ってください!!X型キーボードスタンドはほかのキーボードスタンドと比べておすすめできない場合があります。
X型スタンドはXのクロスした部分がじゃまになって自分の足を入れることができません。この理由ひとつだけでもX型をおすすめできない大きな理由になります。
DTMデスクにおいてはキーボード下に足が入らないとPCのマウスやキーボードなどのデバイスまでの距離が遠くなるため、腕を伸ばして操作することになります。これでは知らず知らずのうちに腕や肘に負担がかかってしまいます。
X型スタンドは高さが調整できるのが便利なところです。ですが、X字の真ん中の部分でギヤをかませる形になっており、このギヤ1歯分変更するだけで思いのほか高さが変わってしまいます。
もちろんZ型やコの字型の製品でも同様に設定できる高さが決まっていたりします。
ただ、X型が想定よりも細かく高さ設定できないかもしれないことは念頭に置いたほうがいいと思います。
ではDTMにはどのようなキーボードスタンドがおすすめなのかといえば、下部に足が入るコの字型をおススメします。
また、このようなZ型もあります。
Z型もX型に比べてある程度足が自由になりますが、横にバーが入っており、コの字型ほどの解放感はありません。商品によっては思ったよりも足が奥に入らないこともあるでしょう。
かくいう私も若いころ購入したこのX型をなんの疑問も抱かず使い続けてきました。
これをこちらのコの字型に変えたらDTMがびっくりするくらい快適になりました。
足が入るかどうかで、画面の見やすさや腕の負担などが全然違うことを実感しています。
また、懸念だった演奏時の揺れも、むしろX型よりありませんでした。そこそこちゃんとしたメーカーのX型スタンドだったのですが、早く変えるべきでした!
ではなぜX型があるのか?なぜこんなにたくさんラインナップがあって人気なのか?
おそらく、設置と撤収が爆速だからではないかと思います。ライブ会場に持ち込んで設置して終わったら撤収といったときに、ギヤを緩めて締めるだけのX型が最速なのは間違いありません。ただ、当然ですが私のようにライブをやらない人間には無用の利点です。
余談ですが、持ち運び時のコンパクトさだとコの字型に軍配が上がってしまいます。X型・・・
X型キーボードスタンドは一部のDTMユーザーには適しているかもしれませんが、下部に足が入らないことや高さを細かく調整できないことに注意が必要です。
どのタイプのキーボードスタンドがあっているのか、自分の演奏やDTMスタイルに応じて選んでみてはいかがでしょうか。
The post X型キーボードスタンドをやめたらDTMが快適になった / X型のメリットとデメリット first appeared on MusMus ブログ.]]>カタテマ新作「プリンと盾琴」が10月25日に発売開始となります。
これを記念いたしまして、ささやかながら同チームの過去作「ムラサキ」「ムラサキ劍」サントラのおまけ的要素をご用意させていただきました。
これまでSTEAMと一部配信サービスからのダウンロードのみのご提供でしたが、10月25日より順次 SpotifyやApple Musicなど各種ストリーミングサービスでもムラサキシリーズのサントラをお聴きいただけるようになります。
ムラサキサントラのおまけページを全体公開いたします。
下のリンクからどうぞ!
このページは2015年にサントラCDをご購入いただいた方のためにご予用意したおまけページでしたが、頒布終了から10年近くたち、CDのおまけとしては一定の役割を終えたと考えました。
また、今やCDでのリスナーさんよりもずっと多くなったデジタル配信のリスナーさんへおまけをご提供できていない申し訳なさもありまして、ストリーム配信解禁を機に全体公開させていただくことにしました。
というほどたいそうな内容でもないのですが笑、蓬餅さんによる素敵なサークルカットなども置いてありますのでお楽しみいただけると幸いです。
再販開始予定とのことで追記しました。
それでは、いよいよ公開目前になりました新作「プリンと盾琴」をよろしくお願いいたします。
The post 「プリンと盾琴」公開記念 first appeared on MusMus ブログ.]]>ストアページ:https://store.steampowered.com/app/2424240/_/
プリンと盾琴の楽曲群はムラサキとはまた一味違った構成になっております。お楽しみいただけると嬉しいです。
また、公開を記念してカタテマサントラ関連のちょっとしたオマケ要素を準備しております。続報をお待ちくださいませ。
それでは皆様、是非よろしくお願いいたします!
The post 【お知らせ】カタテマ新作「プリンと盾琴」のストアページが公開されました first appeared on MusMus ブログ.]]>いつも音楽素材MusMusをご利用いただきありがとうございます。
MusMusではこの度アンビエント音楽素材の配布を開始しました。
URLはこちら! → https://musmus.main.jp/ambient.html
通常の音楽素材と同じ利用条件で無料でご使用いただけます。一挙20素材を公開しましたのでゲームや動画などにバリバリご利用ください。
アンビエントは「環境」「周囲」と訳されます。つまりアンビエント音楽とは、環境や周囲の音を取り込んだ音楽のことを指します・・・と書ければ楽なのですが(笑)このあたりなかなか奥が深く、ビートを持たないとか、メロディを持たないとか、ドローンがあればいいとか、定義に様々な意見がある音楽ジャンルになっています。
MusMusではアンビエント音楽素材を「環境っぽい音と音楽の中間くらいのBGM」と定義しました。
時にビートを刻むし、メロディもあったりなかったりします。本当の環境音を取り入れたり、シンセサイザーの音だけで作ったりもしますが、何かのBGM、背景音楽として利用しやすいものを作っていけたらと考えています。
今後もMusMusをよろしくお願いいたします!
The post 新カテゴリ「アンビエント」を追加、アンビエント音楽素材の配布を開始しました! first appeared on MusMus ブログ.]]>watsonです。
これまで音楽のストリーミング再生でアーティストがどれくらい収益が得られるのか、サブスクサービスごとに再生単価は違うのかなどを調べてきました。
これまで調べてみてわかったことは、再生単価は以下の要素で変わってくるということです。
詳細は以下の記事などご覧ください。
この記事では、これまでわかったことのうち、国別での再生単価がどれくらい違うのかを調べてみました。
いつもの通りwatson個人の実績から割り出しています。データとしては2022年10月単月の実績から取りました。n=1(調査対象が1件)ですので、参考値程度に捉えていただければ幸いです。
それでは結果になります。
国・地域 | 単価 |
---|---|
アメリカ | 0.51 |
オーストラリア地域 | 0.37 |
ヨーロッパ&ロシア地域 | 0.36 |
カナダ | 0.33 |
日本 | 0.25 |
アフリカ & 中東地域 | 0.15 |
メキシコ | 0.13 |
南米&カリブ海地域 | 0.13 |
アジア太平洋地域 | 0.13 |
インド | 0.02 |
全体 | 0.30 |
このようになりました。
最も再生単価が高かったのがアメリカの0.51円。最も低かったのがインドの0.02円でした。
これまでに調べた「再生されたの国の広告費や会員費が高い」=「その国の経済状況が良い」と再生単価が高い、という情報が腑に落ちる結果になったと思います。経済的に強いところが単価が高いですね。
「失われた20年」なんて言われている日本の位置も納得できる気がします笑
経済大国と言えば中国が入っていませんがどういうことでしょうか?
中国ではSpotifyなどのストリーミングサービスは制限されているとの情報があります。下のリンクはSpotifyが使える国についてのヘルプですが、2022年12月現在、リストに中国が入っていません。
代わりに中国国内で同じような音楽サブスクサービスを作ったのがTencentやNetEaseで、これらは中国版Spotifyと呼ばれることもあります。なんだか中国国内でTwitterが使えない代わりに中国版Twitterと呼ばれる微博(ウェイボー)があるのと似ていますね。(ただ、TencentやNetEaseはアプリやゲームなどいろいろやってる巨大企業なので、音楽配信はその一部門という位置づけですが)
Spotifyのアーティスト収益としての再生単価は様々な要素で変わってきますが、再生された国によっても大きな差があるようです。
ですが、アーティストが再生される国まで意識したり狙ったりするのは難しいんじゃないでしょうか。単価の差は大きいですが、そんなことを気にするよりも良い曲を作る努力をした方が良いような気がします笑。
The post Spotifyの再生国別でのアーティスト収益単価の差を調べてみました first appeared on MusMus ブログ.]]>以前から音楽サブスクサービスへの意見や批判というものはありましたが、昨年2022年もやはり話題になっていましたね。
それぞれが他の様々な要因が絡んでいる発言ではありますが、共通しているのはやはり「サブスクの収益は低い」ということです。
この記事では、レーベルに所属していないアーティストのサブスク収益はどうなっているのか?を切り口に、本当にサブスク収益は低いのか、これからのサブスク時代、アーティストはどう乗り切ればいいのかなどを書いてみました。
冒頭で紹介した意見は、いずれもレーベルに所属しレコード会社や出版社によるプロモーション+CDなど旧来のフィジカル販売で収益を得られてきた方達の意見です。では、そうではないアマチュアや私のような零細アーティストの場合はどうでしょうか?
アマチュア、兼業、無所属のアーティストたちはCDを物流販売のルートに乗せること自体のハードルがとても高いです。本業が忙しいし事務所にも所属していないので、趣味で作った完成楽曲がいくつかあってもそれを販売する手段が無いか、あったとしても機会が少ない状況でした(例えばイベントで手売りとか)。
そう、サブスクが誕生するまでは・・・!
そういった人達はサブスクがなければ収益がほぼゼロであったことと比較すれば、「サブスクは収益性が良い」ということになります。
こんなことを書いても「でもどうせアマチュアが配信しても収益なんてほとんどないんでしょ?」と思われるかもしれません。そこで筆者の例で恐縮ですがサブスク収益のグラフをご覧ください。
サブスクには6枚のアルバムを配信していますが、全てのアルバムが右肩上がりです。どこで止まるのか、今後も注視していこうと思っています。収益は実家住まいの独身であれば辛うじて「サブスクだけで食っている」と言い張ることができる程度はあります。他に仕事をしているアマチュアであれば十分生活や機材購入の足しになるでしょう。
金額はここでは明記しませんが、note有料記事には金額も記載していますのでご興味があればご参照くださいませ。
筆者の場合この右肩上がりを牽引しているのはApple MusicとSpotifyです。Apple Musicは再生あたりの収益が各種サブスクの中では高いです。Spotifyはリスナーに楽曲やアーティストを紹介するシステムが素晴らしく、ある程度放っておいても自動でプロモーションしてくれます。
このプロモーションについても前述のいわゆるプロの方たちはレコード会社や出版社なんかがやってくれるわけですが(プロモーターなんて職業があるくらいですもんね)、アマチュアにはそんなバックグラウンドはありません。ですがサブスクで配信すればプロモーションをサブスクのプラットフォームが勝手に担ってくれるわけなのです(ありがたい!)。具体的にはプレイリストへの登録や視聴傾向からのオススメなどに入れてくれる感じです。
また、CD販売は1ユーザー1回きりですが、サブスクなら繰り返し聴いてもらえる可能性があります。一度聴いた曲やアーティストは繰り返しリスナーにオススされたりするのでとても有利です。
ところで、サブスクで一度聴いた曲をもう一度オススメされたとしてリスナーはその曲をもう一度聴こうと思うのでしょうか?公開されているデータがないか探してみましたが残念ながら見当たりませんでした。
ただ、筆者個人の感触としては「前回聴いて良かった曲は聴く」なのではないでしょうか。当たり前なんですけど笑、プロモーションにどれだけお金や時間をかけたかではなく、純粋に良いと思われた曲が聴かれやすいのはサブスクの特徴の一つなのではないでしょうか。
こちらは2022年9月の記事ですが、最初の方に「音楽産業の推移」というかなり衝撃的な図が貼ってあります。
この図からわかるのは、日本ではいまだにサブスクよりもCDなどのフィジカルで動いているお金の方が多いのに対し、グローバルではそれがとっくに逆転しており配信で聴かれる方が多いということ、さらに衝撃なのが日本の総合売り上げはどんどん減少しているのに対して、グローバルでは2014年を底としてサブスクの発展とともに急回復して今も増大しているという事実です。
つまり、日本以外ではサブスクで音楽業界も大成功しているということなんですね。
そもそも音楽サブスクって便利ですよね。CDを買いに行ったり注文したりデータをダウンロードしたり、そんな手間もなくいつでも聴きたい時に聴きたい曲を聴ける、あるいは聴きたいものが決まっていない時はとりあえず誰かが作ったプレイリストを流すことができる。サブスクはリスナーが楽なんです。
そんな便利なものが普及せずにこのまま止まるでしょうか?止まるわけないと思うのです。いくら既存アーティストが「サブスクじゃなくてCD買ってくれ」って声を張り上げても、人間なんて楽できるほうに行っちゃうと思うのです。いずれグローバルと同じように日本でも便利なサブスクが市場のほとんどを占めるようになるはずです。いくら影響力の高いアーティストが抵抗してもそれが少し遅れるだけかと思います。
もっと言えば、アーティストからリスナーへ「サブスクは聴かないでCD買ってくれ」と声を掛けるのは、言い換えれば「便利なサブスクは使うな、俺の収益確保のためにお前は不便なCDを買え!」と言ってるわけです。
それだけでも傲慢だなあと思うんですが、それだけではありません。CDにしがみつくのは、将来的には自分の音楽収益を減らすことになると思うのです。なぜそうなるのか?
ICT総研が「2022年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査」の結果を発表しています。これによれば定額制音楽配信サービス(いわゆる音楽サブスク)の利用者は2022年末に2,770万人だそうです。日本の人口の20%くらいでしょうか。ちなみにアメリカは89.1%がサブスクかダウンロードを使っています。
ここでサブスクの仕組みを思い出してみると、サブスクとはサービス全体の収益を再生数に応じて山分けするという仕組みです。限られたパイをみんなで奪い合う図式なのです。アーティスト個人の取り分を増やすにはいくつかの方法が考えられますが、主に「より多く聴いてもらう」か、あるいは「サブスクサービス登録者が増える(パイが増える)」の二つになります。
そうすると、なんだかんだで日本のアーティストの曲が一番聴かれるのは日本なので(特に歌モノ)、日本のサブスク登録者が増えることが上記2点を同時に改善して日本のアーティストのサブスク収益が増えることになる一番の早道ということになるのではないでしょうか。
もちろんCDの良さはあります。筆者自身もデザインまでこだわってCDを作ったのはとてもいい思い出ですしまた作りたいと思っています。
ただ、サブスク地獄に落ちろとかサブスクは儲からないからCD買えとかいった意見は、日本の音楽業界を衰退させアーティストの収益を更に狭める方向の意見でしかないのです。
さて、ここまでのお話で抜けている要素が一つありまして、それはアーティストの取り分です。アマチュアがサブスク配信するとストアとディストリビューターに手数料を支払うことになりますが、それ以外は全て自分の懐に入ってくれます。ところが旧来の契約システムに居るアーティストは、その収益から更にレコード会社や出版社なんかが取っていくことになるはずなんですよね。それは確かにアーティストの取り分が少なくなると思います。ですがそこでサブスク事態を批判をしても上記のようにデメリットだらけだと思うので、どうせ批判するなら業界の構造を批判した方が有益なんじゃないかなと思ったりしました。
とても長文となってしまいましたが、要するに、サブスク批判する人は声が大きいけど筆者のようにサブスクで大変助かっている人は沢山いるんですよ、というのが一番言いたかったことです。
そして、すべてのアーティストが潤うためにはリスナーにさっさとサブスク移行してもらった方がいいので変な声を上げて足を引っ張らないで欲しいなあというのがもう一つの言いたいこと。
皆さんも便利なサブスクをどんどん使って業界を盛り上げていきましょう!
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