ピアノ音源 Ivory II Italian Grand の使い方とレビューとデモ音源

 
Ivory II Italian Grand エフェクト画面

ピアノのソフト音源「SYNTHOGY Ivory II Italian Grand」を導入しました。

なかなかすごい音源なのでご紹介。
弾いてみたデモ音源も置いておきますので、購入を迷ってる方の参考に少しでもなれば幸いです。

特徴

  • 28GBを超える波形データ
  • 88キー各々を最大18段階のダイナミック・レベルで収録
  • 弦の共鳴(ストリング・レゾナンス)
  • ハーフペダル対応
  • キーノイズ(ハンマーノイズ)の収録
  • など

特に、弦の共振はリアルなピアノの音を鳴らすのに欠かせないのではないでしょうか。

また、オーサライズにはiLokが必要になります。

画面と機能

Program画面

Ivory II Italian Grand プログラム画面

立ち上げた際の初期画面。この画面でプログラム(音色や設定のセット)のロードなどをします。
キーノイズ、ペダルノイズ、レゾナンスなど、色々いじれますね。

ぼくが推したいのはstereo perspectiveスイッチ。ステレオでの音の鳴り方を指定するスイッチで、「performer(パフォーマー)」と「audience(オーディエンス)」が選べます。
前者は演奏者視点、後者がオーディエンス(観客)視点です。
大抵のピアノ音源のステレオって左に低い音、右に高い音、という感じで演奏者視点になってることが多いので、この「audience」はとてもありがたいです。audienceモードで弾いたデモも記事下部に置いておきます。

KeySet画面

Ivory II Italian Grand KeySet画面

ダイナミックレベル18段階ものサンプリング、ライブラリ総サイズ28Gbyteを超える音源なので軽いとは言いがたいわけですが、どうしても重い場合はこの画面で使用するダイナミックレベルを落としていけます。
段階を落とすほど、例えば4段階などにすれば格段に軽くなりますので、お使いのPCの性能に合わせて、演奏時のMIDI記録時はレベルを落とし、フリーズやミックスダウンをする際に最大の18にする、といったことも可能です。当然ニュアンスが変わってくるので変更時は注意が必要です。

ちなみに、ぼくのPC(クアッドコア、Windows7 64bit、RAM4GB)だと、最大の18でも全くレイテンシーを感じません。ASIOの設定でバッファを小さくしたときにちょっとプツプツ鳴るくらいです。

Session画面

Ivory II Italian Grand セッション画面

この画面ではシステム的な部分を設定できます。
メモリの使用量や、同時発音数、ハーフペダル機能のオン・オフ、音源全体のゲインの項目などがありますが、必ず一度はいじっておくべき項目が画面右側のVelocity Map Presetじゃないでしょうか。

いわゆるベロシティーカーブの設定で、電子ピアノによくある「hard」「mid」「soft」ボタンのようなものですが、もっと細やかな設定ができます。
使っているMIDIキーボードから入力される音のベロシティが弱すぎる、強すぎる、といった場合には必須設定項目です。

Effects画面

Ivory II Italian Grand エフェクト画面

イコライザ、リバーブ、コーラスの三種の神器は当然のようにIvory内に含まれていて便利です。

デモ音源

デモ音源はMIや公式でいくつも聴けるわけですが、こういったデモって一言でいうと「巧すぎる」んですよね^^;
ぼくのような下手な人が弾いた音源こそ実際に購入する方(特にアマチュアの方)の参考になるのではないかと。

そんなわけで軽く弾いてみました。

いずれもエフェクトはIvoryII内蔵のもののみ。
音量が小さくばらついていますが、これは素の音が聴けるようにコンプやリミッタをかけていないためです。

クラシック系&リバーブデモ。リバーブを豊かに。
ivoryデモ01

ゆったり系&ステレオオーディエンス設定デモ。
ivoryデモ02

低音強弾き&クローズドボイシング&弦共振デモ。
ivoryデモ03

曲としてのデモ

曲として弾いてみたもの。こちらもリバーブはivoryII内蔵のものです。

私的レビュー

少し渇き気味のソリッドな音、と感じました。ですが、優しいタッチで弾けばそれなりに甘く鳴ってもくれます。
和音を弾いた際、特に半音など近い音をぶつけた際のレゾナンスはすばらしいです。
高音域や、低音域の特に強いタッチで弾いた音はとてもいいと思います。

逆にやや物足りないと感じたのは中音域の表情。
中音域を単音で鳴らした場合、ぼくの好みよりはクリアすぎるかな?と思いました。和音で鳴らせばレゾナンスがいい感じなので表情を補ってくれるんですが。

総合的にはとても満足しています。

ラインナップ

今回ご紹介したのはItalian Grandですが、ivory IIシリーズには他にもラインナップがあります。ご参考までに。

公式サイト

synthogy公式
https://synthogy.com/index.php/products/software-products/ivory-2-italian-grand

MIのサポートページ
https://www.minet.jp/brand/synthogy/ivory-italian/

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| カテゴリ:音源

“ピアノ音源 Ivory II Italian Grand の使い方とレビューとデモ音源” への1件のコメント

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