利用規約違反 | NHKでの放送
2012年7月2日にNHKで放送された「おはよう日本 世界が注目!ネット動画」にてMusMusの楽曲「雪と子供」がBGMとして流れました。
ところがこれ、無断使用、著作権表示無し、という利用規約に違反した使用でした。
さすがに公共放送の地上波となると無視できず、NHKに問い合わせてみました。
NHKの返答
問い合わせに対するNHKからの返答を簡単に書けば、フリー音楽素材のサイトなので、著作権の問題は発生しないと早とちりしていしまったということのようです。
NHKの対応
大変丁寧に、真摯に対応していただきました。
細かいやり取りは省略しますが、ぼくが希望した3点
- これまで他に「早とちり」していないか確認する
- 他にも「早とちり」が見つかった場合は、MusMus以外のサイトオーナーにもその旨連絡する
- 再発を防止する
にも丁寧にお答えいただきました。
該当する放送から過去に遡って調べていただたき、「雪と子供」以外に「さようならのうた」と「鞄と少年」も流れていたようです。
他のフリー音楽素材サイトの楽曲は無かったとのこと。
スタッフに周知していただき、再発が予防されることとなりました。
なぜこうなったか
この問題の根っこは「フリー」という言葉にあるように思います。
何故なら、サイトによって「フリー」の指す意味が異なるからです。
このあたりに対するぼくの考えは・・・長くなっちゃうので、次の記事にしときます。
MusMus/Watson様
Watson様の曲をYouTubeへの投稿スライドのBGMとして使わせて頂いていました。最近続けざまに旧作品についても「著作権関連の警告」を受け、「意義の申し立て」をしましたが「却下」されました。このためいくつかの作品を削除しました。
2015/05/24日、このサイトにたどり着き、従来からYouTube上で「他の者の著作物と一致」
したとの警告をたびたび受けていた原因が判りました。有り難うございます。
・警告を受けたリスト中に「NHK(Music)publising」と言うのがあり、特に気にしていました。
・昨日(5/23日)は「雪と子供」で、Blieve Musicから警告を受け、作品を削除しました。
・YouTubeの作品投稿規約によると「著作権の問題が発生した際には、当事者間で解決するように」と決められているようで、歯がゆく感じます。サイトを運営しているYouTube & Googleがしっかり対応してくれることを願っています。
・インターネットで「著作権を主張して来る団体・個人の名称」を検索してみたら、これらの団体・個人のことを「音楽著作権詐欺集団」だと名づけたサイトを見つけ、被害者は他にも多いのだと判りました。
お忙しいのに、長々と書き込みをして申し訳ありません。
ご返信遅くなりました。
「却下」ですか?それは問題ですね。また、NHKというのも気になります。
ご迷惑をお掛けしております。
詳細伺いたく、メールさせていただければと思います。
よろしくお願い致します。
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フリーソフトとか
シェアウェアとか
パブリックドメインソフトとか
20年以上前に同じような議論が流行ってたね!
ソフトウェアの方が議論が進んでるからかな?
英語版のwikipediaで「free music」を引くと「フリーミュージックとはフリーソフトウェアのようなものだ」とか丸投げ説明されてるw
こんばんわ、mixiでお世話になってるハマーです(´・∀・`)
事後対応が良かったのは救いではありますが、本来、最も著作権にシビアでなければならない人達が
「早とちり」で著作権侵害してちゃ格好つかないな~と思いますねw
そうですね~
日本という国全体(ぼくも含めてw)が著作権の意識が薄いような気もしますね。
とりあえず全部記述されてから判断する
日本のメディアの代表として恥ずかしくない対応で良かったです!
こういうミスは恥ずかしいですが(笑)
ミスを誘発するようなサイトであってもいけないと思いますので、なんか対策考えます(笑)
はい。素早い対応でした!
そんなことが・・・(汗
いやでも、すぐに非を認めて対応されたのは良かったですね!
(まぁ当たり前の事ですが・・・)