スリープスピーカー(Bluetooth ピロースピーカー)を使ってみました

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watsonです。

あるときふと思いました。寝るときに音楽を聴きたいな、と。

私自身は別に不眠症気味というわけではないのですが、中学生ごろから大学生までは必ずと言っていいほどお気に入りの音楽を聴きながら眠っていたことを思い出したのです。
結婚して奥さんと寝るようになってからは音楽を聴いていませんでしたが、最近は寝る時間がずれていることもあって、一人音楽をゆっくり聴きながら眠りに落ちたいと思い立ちました。

でもイヤフォンは耳の健康的にも心配。スマホもバッテリーとかタイマーとかプレイリスト的に微妙だし専用のプレイヤーが欲しい。

と、そんなわけでずっと気になっていた「枕の下に置くだけで音楽が聴ける骨伝導スピーカー」を買ってみました。

今回実際に買ったのは Amazonで販売していた「Bluetooth ピロスピーカー(32GB内蔵)」です。

ただ不安なのがこのスピーカー、 Amazonレビューが星2.2とかなり酷評なんですよね。

「骨伝導じゃない」「片耳からしか聞こえない」「音が漏れる」などなど・・・。ドキドキしながらポチりました。

購入前に気になったそっくり製品が多い問題

まず購入前に気になったのが、どう見ても同じ製品が多数のブランド名で販売されていることです。スペック表記でサイズや重さを確認するとやっぱりどれも同じ。

調べていくと、このCAMPFIREのプロジェクトが震源地のように思えました。おそらく同じ工場から出ている同じ製品が別ルートで日本に入ってきているものかな?ちょっと怪しく感じつつも中身はどれも同じであろうと判断しました。

でも届くまでちょっと不安・・・

思ったよりコンパクト

さて、届いてまず驚いたのが、その サイズの小ささ。想像より小さい!
手のひらに収まるくらいで、枕の下に入れても違和感なし。「枕の下に入れてゴツゴツしないかな?」と心配していましたが、その心配は無用のようです。

気になるデザイン

Amazonのページにある写真には明らかに無かった謎の文字が入っていました。「力像者」?
ダ、ダセェ!(笑)
これ、中国的にはかっこいいのかな?でも日本人的にはダサい・・
まぁ枕の裏に入れるものなんで私はあまり気にしません。あまり、ね・・・

箱は高級感あるし中国っぽさ皆無なんですけどね。

一緒に入っていた合格証。よくわからないけど製品のチェックはされているみたいです。

実際の使い心地

枕の下に入れて、仰向けに寝てみました。
両耳からしっかりと音が聞こえ、「片耳しか聞こえない」というレビューは少なくとも私の環境では当てはまりませんでした。

ただし「隣の人には全く聞こえない」というのは誇張かもしれません。
実際には 小さなシャカシャカ音が漏れる ので、耳を澄ませば隣の人も気づくと思います。
ただし低音ではないため、隣の部屋にまで響くことはなさそうです。

骨伝導スピーカー?普通のスピーカー?

レビューで見かけたのが「これは骨伝導じゃない!」という意見。

では骨伝導スピーカーと普通のスピーカーの違いはなにか?
普通のスピーカーは電気信号を「部品の振動」に変換し、さらにその振動を「空気の振動」に変換します。人間は耳の中の鼓膜で「空気の振動」を聴くことになります。
対して骨伝導スピーカーは空気を介さず人間の骨を振動させることで人間に音を認識させます。つまり前述のような電気→部品→空気の順の振動の変換のうち、部品(あるいはガジェット全体)の振動にとどめているのが骨伝導スピーカーといえます。(実際はもっと工夫されている場合が多いですが)

つまり本質的には「骨伝導じゃないスピーカー」というものは存在しない、と言っていいはずです。スマホだって頭に押し当てると耳以外からも音が伝わってきます。

今回購入したスリープスピーカーにはおそらく空気を振動させる振動板はついていないと思われます。

試しに箱や机などに押し当てると 普通のスピーカーのように鳴ります。

枕越しに音を伝えるこの仕組みは、十分「骨伝導」と呼んで良いと感じました。

また、ちょっと可能性を感じたのはベッドのフレームに固定する方法。ベッドのどこからともなく音楽が聴こえてくる感じでなかなか良いです。ただ、内蔵メモリからの再生の場合小さなボタンを操作するためにいちいち取り外さなければなりません。ちょうどよい仕組みができそうになかったのでこれは今回断念しました。

内蔵メモリ&プリインストール曲

前情報がなくてびっくりしたのが、最初から 200曲ほどの音楽がプリインストールされていたこと。
クラシック曲も多いけど、坂本龍一さんの曲とか知ってる曲もいくつかありました。ハリーポッターやタイタニックのテーマ曲も。著作権処理大丈夫なのか?これ(だめな気がします)。

録音状態の悪い曲も多いので一応全曲PCのSSDにバックアップしてから削除。代わりに自分のお気に入りの曲を送り込みました!
内蔵メモリの容量は32GBあるのでまず困らないと思います。

Bluetooth接続再生

Bluetooth接続は全く問題なし。スマホからの認識は問題なく、音楽やオーディオブック再生もスムーズでした。

操作性

3つのボタンのクリック、ダブルクリック、トリプルクリックなどで操作します。機能を憶えなければいけないので操作しやすいとは言えないかもしれませんが、音量調整やスリープタイマーもボタンで設定できますし、液晶にステータスが表示されるので大きな問題はありません。

総合評価

良かった点

  • 枕の下でも気にならないコンパクトさ
  • 両耳でしっかり聴ける
  • 内蔵メモリ付きでオフライン再生も可能
  • 音漏れはあるが、隣の部屋には届かない程度

惜しい点

  • 「隣の人に全く聞こえない」というほどの防音性はない
  • 外観に中国語あり(というかそもそも購入ルートによって外観が異なる可能性)
  • 音質はあくまで睡眠用BGM向けで、迫力ある音楽鑑賞には不向き
  • 操作はちょっとわかりづらい

まとめ

隣の人にも聴こえないくらいに完全無音で・・・というのは難しそうですが、イヤホンを外してリラックスしながら眠りたい人にはおすすめのアイテムと感じました。

Amazonレビューだけを見ると不安になりますが、実際に使ってみると睡眠用としてはなかなか悪くありません。レビューを書いている人は期待しすぎなのでは(笑)。

価格も4,000円台とお手頃なので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。(追記:私が購入した時よりもさらに値下がりして2000円台になっています)

| カテゴリ:雑記

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