Return of the Obra Dinn クリアのためのヒント(ネタバレなし)

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Return of the Obra Dinn (リターン オブ ジ オブラ・ディン)。

19世紀を舞台としたクラシックな雰囲気の3Dゲームです。

保険調査官である主人公が不思議な懐中時計で時間をさかのぼり、船に残る残留思念の死の直前を垣間見ることで船に何が起こったのかを突き止めていく・・・もうアウトラインを書いているだけでまたワクワクしてきます。

めちゃくちゃ面白くてwatsonも大いに引き込まれました。

様々な記事で賞賛されているゲームなので、その素晴らしさはそれらの記事にお任せするとして、ぼくからは数点だけシンプルに紹介します。

それから、ぼくがプレイしているときに渇望してやまなかった「ネタバレしないヒント」を書いてみました。

※といっても序盤5分くらいをプレイしてから読んだ方がいいかもしれません

ではどうぞ~

簡単な紹介

グラフィック

どの角度からも1bitのイラストに見えるシステム。
静止画や動画のデモを見たという方。実際にプレイして自分で動かすと想像よりもかなりすごいです。どんな角度でも絵になる!これだけで感動できます。

音楽

少しだけインタラクティブBGMになっています。つまり、プレイヤーの操作や画面の遷移と音楽が同期するシーンがあるわけですね。なかなか効果的だと思います。

あえて言えば・・・ループ部分の音が切れてやや不自然なのだけちょっと気になる・・・!

ストーリー

想像の斜め上を行くこと間違いなし。是非前知識なしでプレイしていただきたいです。これ以上は言えない・・!

ヒントについて

さてさて、ゲームを楽しむためにも、そのストーリーが垣間見えてしまうヒントをうかつに書くことはできません。ネタバレはストーリーの驚きを半減させてしまうので。

プレイヤーの立場に立ってみても、そこそこ序盤で想像を超えるストーリーの片鱗を目にして驚くことになるので「まだ先にも驚くべき仕掛けが待っているんじゃないか?」と思うとネタバレが怖くてうかつにヒントを見に行けなくなるのです。

ここではその辺に配慮して、ネタバレせず、直接的なヒントを避けて「調査の進め方のヒント」を書いてみたいと思います。

ではどうぞ。

調査の基本

プレイヤーはヒントを探し求めて船内を歩きまわって調査を進めることになります。目的は乗船していた人物の安否と死因の特定。

ただ、ある程度人物の特定が進むともうこれ以上ヒントは無い!という気分になってきます。

ここでぼくが言いたいのは、このゲームはとても洗練されていて無駄なことはわざわざ描かないという点です。

意味ありげな要素には必ずといっていいほど意味があります。

逆にヒントが無くて完全にあてずっぽうで判断しなければいけないなんてシーンもまずありません。

例えばぼくが中盤以降まで見逃していたある事実は、ぼくが序盤にとっくに目にしていた光景から判断できました。だけど序盤の段階ではそれがヒントになるとは思わなかったんですよね。単に「へー当時の船ってこういうもんなんだな。リアルで趣のあるゲームだなー」なんてのんきに思ってたんです。

でも、実はそれが人物特定のヒントだったことに中盤以降でやっと気づきました。

作者は無駄なことはわざわざ描かないし、必要なことはちゃんと配置してあることを頭の片隅に置いて調査すると良いと思います。

全ての思念に触れることを優先事項とせよ

これは好みもあると思うのですが、まずは触れることのできる思念は全て触れておいて選択肢を増やすと良いと思います。

もっと近づけ

特有のグラフィックのせいか、近づかないと視覚的に見えてこない要素があります。遠目には点の集合にしか見えなかったものが近づくことでたちまち意味のある要素になる。そんなシーンもあります。

肖像の印(人物特定難易度)はあてにならない

肖像に付いている印は公式のヒントでは人物の特定の難易度ということになっています。

が、クリアした印象としてはこれはあんまり関係ありませんでした。難易度が高いから特定を後回しにするとかそんな判断は不要じゃないかな、と思います。一方で難易度低いはずがいつまでも残っちゃったり。

星にこだわらず手がかりが多い人物から攻めて良いと思います。

船外

船外も見ていますか?手掛かりは船内だけとは限りません。時には予想もしなかった思わぬものが見れるかもしれません。

仲良し

誰と誰が仲良しか?どういった場合に人は一緒にいる時間が長くなるでしょうか?

人物がどうなったか?死因と生存とその選択肢

このゲームは洗練されていて無駄が無いと書きましたが、選択肢については無駄だらけです笑

各死因や生存場所などが人物にバランスよく配分されている、みたいな読みはしない方がいいかもしれません。誰にも該当しない項目が山ほどあります。

このゲームの1bitグラフィックが醸し出しているレトロゲームの時代、アドベンチャーゲームはそもそもこのような選択肢ではなくコマンド入力式でした。見る、であれば「LOOK」とか文字で入力するんですね。選択肢は無限大でした。

この選択肢の多さは作者が当時のレトロゲームの雰囲気を意識しているのかなと感じます。

テクニック

このゲーム、ひとつだけゲームらしいテクニックが存在します。

人物を特定したとき、1人特定してもゲーム上では何も起こりませんが、3人特定できた時にそれが確定し進行度が進みます。

つまり、絶対に自信のある人物特定を3つ連続で入力するのはちょっと損なのです。確実に特定できた!という人物が2人になったとき、次は自信のない人物を入力していくと良いと思います。3人目を入力したときにゲームが進行しなければ、その3人目の情報の何かが間違っていると予想できます。

まあ、これもゲームが進むと最初の2人もあんまり自信が無くなってきて色々疑心暗鬼になっていくかもしれませんが笑

楽しもう

とにかく面白いゲームです。ヒントを探す作業ゲームにしてしまうともったいないです。人物たちの心情や動きを感じましょう。ちなみにヒントから離れて人物の動きをただ楽しんでいたら図らずもヒントに気付いたこともありましたよ!

遡った時間を大いに楽しみましょう。

| カテゴリ:ゲーム

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