Xfer SERUM をインストールしても画面が真っ黒でエラーが出てしまう場合の対処方法

当サイトの記事にはアフィリエイト広告やプロモーションを含む場合があります。

SERUMを導入しましたが、起動してみると画面が真っ黒というか真っ暗というか・・・

真っ暗でもツマミ類は存在しているようでいじれるのが逆に怖いです。

検索してみるとどうも同じ現象に見舞われている人が結構いるようです。

特にOneDriveが入っているとトラブルになりやすいみたいですが、ぼくの場合は関係なさそうです。

英語サイト含めて色々と調べてなんとか解決しましたので対処方法や手順を以下に記録しておきます。誰かのお役に立てばいいな。

まず、このエラー画面の英語の意味は「警告:波形の入っているサブフォルダがみつかりません:インストールしたフォルダを移動した可能性が高いです。再インストールするか、マニュアルを見てください!このエラーの前に最後に試行したフォルダは以下です:」みたいな感じです。

ですが、最初からこうなっている場合は恐らく再インストールしても解決しません

表示されているフォルダ名が文字化けしていることから、フォルダ名に使っている日本語全角文字(2バイト文字)を認識できていないような気がします。

なので、

1.半角英数字だけでできたフォルダで辿れる場所にSERUMのコンテンツを移す

2.SERUMアプリケーションにそのフォルダの場所を認識してもらう

これで解決しそうです。

以下手順です。OSはWindowsです。

1.インストールされているSERUMコンテンツの場所を探す

まず現在インストールされている「Serum Presets」フォルダの場所を探します。Windows画面左下のスタートボタンなどから「SERUM」で検索すると場所がわかります。

ありました。

ぼくの環境では「D:\Windows\マイドキュメント\Xfer」にありました。エラーメッセージで文字化けしていたのは全角カナでできている「マイドキュメント」の部分のようです。

2.半角英数字だけで辿れる場所に移動先のフォルダを用意する

次に、SERUMのコンテンツを移す移動先のフォルダを用意します。このフォルダは場所を辿る一連の入れ子フォルダが全て半角英数字でできていないとまずそうです。

ぼくの場合はD:\DTM\SERUM\にしてみました。

3.元のフォルダから移動先のフォルダへファイルを移動する

1.で検索しておいた既存の「Serum Presets」フォルダをまるっとコピーやドラッグ&ドロップで用意した移動先へ引っ越しさせちゃいましょう。

4.SERUMに移動先のフォルダを認識してもらう

これが情報がなかなか無くて厄介でした。

SERUMの設定情報はSerum.cfgというファイルに書かれています。

このSerum.cfgをメモ帳などで編集して移動先のフォルダがどこにあるのか書き込むことでSERUMが移動先フォルダを認識できるようになります。

ですが、Serum.cfgがある場所がわかりにくい上に隠しフォルダとなっています。隠しフォルダにあるために検索しても見つけることができません。ファイルがある場所をWindowsエクスプローラーなどで直接探しましょう。

場所はこちら。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Xfer\Serum

AppDataというフォルダが隠しフォルダなので、見えない場合はWindowsエクスプローラーの上にある「表示」タブで「隠しファイルを表示するにチェック」すると現れます。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Xfer\Serum に移動するとSerum.cfgというファイルがあります。

失敗するとえらいことになりそうなので、上画像のようにまずはSerum.cfgをコピーしてバックアップを作った方がいいと思います。ぼくはSerum.cfg.bakというファイル名でコピーしました。

このSerum.cfgをメモ帳などで開くと、ファイルの最後の方にこんな記述があります。

[Default]
&&
[ ] 

おそらくデフォルトの場所と、もう一つ別の場所を参照できますよ、ということでしょう。初期状態では別の場所は[]となっており何も入っていないので、デフォルトの場所しか参照しない動きになっているはずです。

この一番最後の[]の部分に、先ほど移動させた新しいSerum Presetsフォルダの場所をフルパスで書きます。メモ帳などでそのまま編集しましょう。ぼくの場合は以下のようにしました。

[Default]
&&
[D:\DTM\SERUM\Serum Presets\] 

実際の画像だとこうです。

これでSERUMがSerum Presetsフォルダの場所を認識できるようになります。

5.SERUMを起動する

起動して確かめてみましょう。

やったね!

さっそく波形をいじくりまくりましょー^^

補足

後から思ったのですが、もしかすると実際はもうちょっと簡単に解決できるかもしれません。

公式FAQにはSERUMコンテンツを移動すると次回SERUM起動時にフォルダの場所を聞いてくると書いてあります。もしそれがうまくいけばSerum.cfgはいじらなくてよいかもですが、ぼくの環境では残念ながらそもそも聞いてきてくれませんでした。

また、Serum.cfgの文字コードを変更して保存すれば全角文字のフォルダのままでも認識できるかもしれません。ただ、これも副作用がありそうで今回はやめておきました。

他にももっと簡単にうまくいったという方がいれば是非コメント欄にご記載ください!

| カテゴリ:音源

“Xfer SERUM をインストールしても画面が真っ黒でエラーが出てしまう場合の対処方法” への5件のフィードバック

  1. hiroto より:

    すみません保存できました!メモ帳で保存すればよかったんですね。。初心者なので何も分かってませんでした。。SERUM was unable to load…というエラーが出てたのですが、この方法でうまくNoiseやTableのファイルが読み込まれるようになりました!何十サイトも巡ってようやく解決できました、、本当に感謝です!ありがとうございます!!!

    • watson より:

      良かったです。
      また、コメントを受けてもう少しわかりやすく記事を直すことができました。
      ありがとうございます!

  2. hiroto より:

    Serum Presetsフォルダの場所はどの場所で書けば大丈夫ですか?フルパスで書く、と書いてありますが、その書き方が分かりません。変な質問すみません。

  3. 名無し より:

    インストール上手くいきました!
    助かりました、ありがとうございます(^^)/

名無し へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください