音楽関連会社のロゴの話
昔MusMsuのロゴを考えていた頃、サイン波形で「M」を形作ることを思いつきました。
電撃的な思いつきだと思って作ってみたら・・・・あれ?どこかで見たことあるぞ?!
そう、WAVESのロゴです!正確にはWAVESのロゴを上下反転したものですね。
MとW・・・確かに上下反転ですね笑いやぁ、これは限りなくアウト笑!当然ボツにしました。
いい思い付きだと思ったけど、ありがちな思いつきでもありましたね。
音楽関連のロゴ
音楽関連会社のロゴがどのようにデザインされているかを分類してみるとこんな感じでしょうか。
- 楽譜記号(五線譜とか音符とかト音記号とか)
- 楽器(サックスとかピアノとか)
- アルファベットなどをデザイン
- 波形
- 音楽と関係ないもの(鳥の羽とか)
実例としては・・・
- 楽譜記号: 島村楽器、イシバシ楽器(多分・・)、ドルチェ楽器
- 楽器: ヤマハ(音叉、一応楽器ってことで笑)
- アルファベット: ROLAND、KROG、Native Instruments、IK Multimedia(日本人には天にしか見えない)
- 波形: WAVES、iZotope(多分)、Detune
- 音楽と関係ないもの: Spectrasonics(プリズムに入った光)
あれ?意外と楽器が少ない?町中の看板で見かける気がするけど、企業ロゴとしては少ないのかな。
で、この中でぼくのお気に入りなんですけど・・圧倒的にDetuneなんです!
Detune社
Detune社は佐野信義氏率いる音楽ソフトウェアの制作・販売や音楽制作、サウンドデザインのほか、音楽ワークショップの企画運営なども手掛ける会社です。
佐野信義氏は佐野電磁というお名前もあり、ぼくなんかはこちらの方が馴染みがありますね。以前はナムコに在籍されており、リッジレーサーや鉄拳といったタイトルの音楽を製作されていた方です。任天堂DSで動くシンセ「KORG DS-10」の企画制作でも有名ですね。ぼくも参加したM3なんかで何度かお見掛けしました。イケメンです。
社名のDetune=デチューンとは楽曲制作時によく使われる手法で、ある音にチューニング(音程)をわずかにずらした音をかぶせる手法です。効果として音の厚みが増すとかふくらみが増すとかよく言われますが、ぼくはうまく使うと透明感が加わることがデチューンの魅力だと思っています。ぼくのチップチューンではこのデチューンを頻繁に使用しています。La’RuberAster という曲のメロディーなんかですね。
えーっとなんでしたっけ・・・そうそう、ロゴのお話でした。
Detune社のロゴはこのデチューンをかけたときに波形に実際に起こっていることを視覚化したものなんです。音の高さとはつまり周波数ですから、わずかに音程をずらした場合、波形の頂点がすこしずつずれていって・・・って面倒なのでサイトを訪れて実際にロゴをご確認ください。
いやー素晴らしい!!社名とロゴが完璧にリンク。このロゴがデチューンの波形を表していることがわかる人がどれくらいいるのかとは思いますが笑こういうわかる人にはささるデザインというのもいいですよね。
ロゴのお話でした~
音楽素材新曲6曲追加しました
気づけば1年以上音楽素材の更新をしていませんでした。
その間、管理人のwatsonはカタテマのゲーム「ムラサキ」に関わり、オリジナルサウンドトラックCDの制作、M3での頒布、メロンブックスへの委託、iTunes、AmazonMP3でのダウンロード販売の開始、さらにはムラサキ本編のPlayism、Steamでの全世界配信開始、Mozellさんのアルバム「もぜコン2」への参加などなど充実した音楽活動をしていました。
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もぜコン2の通販、はじまっています!
バンバードのアレンジで参加させていただきましたmozellさんの楽曲アレンジコンピレーションCD第2弾「もぜコン2」。
mozellさんのサイトで通販がスタートしています。
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ムラサキがSteamで配信&オリジナルサウンドトラックもSteamとPlayismでDL開始です!
ムラサキがSTEAMとPLAYISMで配信されることとなりました。
同時にオリジナルサウンドトラックも配信されます。
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「もぜコン2」にバンバードのアレンジ曲で参加させていただきます
mozellさんの主催するCD「もぜコン2」に参加させていただいてます。 続きを読む