YouTubeでContent IDによる著作権の申し立てを受ける4つのケース
YouTubeで楽曲のContent IDを悪用して収益を掠め取られる件がまた話題になっていますね。
- Youtubeで増えている「著作権侵害詐欺」とは?(So-netセキュリティ通信 2020年07月24日)
- YouTube著作権「虚偽申請」の闇 赤の他人が収益をかすめ取る…その手口とは?(J-CASTニュース 2020年07月27日)
どちらもわかりやすい記事でおススメです。(が、突っ込みどころもあります・・)
YouTubeでの被使用回数60万件を超えているフリー音楽素材MusMusの楽曲も当然のように数々の不当な申し立てを受けてきました。その経験から、楽曲が原因でContent IDによって申し立てを受けるケースは大きく分けて4種類あることがわかってきました。これがその4種類です。
- 正当な申し立て
- 誤った申し立て(巻き込み)
- 誤った申し立て(サンプリング)
- 意図的な悪用
音楽素材を配布して13年、たくさん使っていただいたからこそ見えてきた部分をそれぞれまとめてみました。
※ 対処として「異議申し立て」をする場合はその前に記事最後の「異議申し立てをする場合の注意点」をお読みください。
(続きを読む)Gunshot Straight を使用したYouTube動画に不正な著作権の申し立てが来るようです
Gunshot Straight を使用した動画に SUISA_SESAC_CS なる人物から著作権の申し立てがきたとのご報告が2件ありました。
2020年6月22日追記: UMPG Publishing というところからも申し立てが来たとのご報告をいただきました。
(続きを読む)クリエイター向け YouTubeで著作権侵害された場合の削除申請のやり方と注意点
「YouTube」「著作権侵害」などで検索すればたくさんの情報がヒットしますが、多くは著作権侵害をしてしまい警告を受けた側の目線となっています。
YouTubeで著作権を侵害された人が動画の削除申請をするための情報は比較的少ないようですので経験者として記事にまとめてみました。
MusMusのYouTubeチャンネルと収益化のこと
ブログやTwitterでは特に告知していませんでしたが、昨年10月の終わり頃からMusMusのYouTubeチャンネルを運用しています。
そして、先日YouTubeとのパートナープログラムの審査にも通りました。
(続きを読む)海外企業に凸る際はご注意ください
なにやら有名なバンドがよりによって「THE MUSMUS」なんて名前に改名したらしく、ますますエゴサーチがしにくくなってしまったwatsonです。
ここしばらくは「musmus」で検索1位をいただいていたけど、そのうちとって変わられるんだろうなぁ・・・
というわけで、本年もよろしくお願い致します。
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オリジナル楽曲を海外のレーベル(Believe Music)に無断で使用・販売されてから取り下げさせるまで
フリー音楽素材サイトMusMusを運営しているwatsonです。
いやーやっとこのまとめを書くことが出来ます。問題発覚から9か月ほど、Believe Music問題、収束しました。
MusMusユーザーさん以外の同じ問題で困っている人が検索でたどり着けるよう、こんなタイトルにしてまとめてみました。
起こったことを時系列で書いておくと、
1. MusMusの楽曲を無断で取り込んだ2曲が発売される
2. 謎の団体Believe Musicが、YouTubeのコンテンツIDに同2曲を登録する
3. MusMusの原曲2曲を含む動画がYouTubeで軒並み著作権侵害の警告を受ける
(ここで初めて問題を認識)
4. 苦労して海外レーベルを突き止めて申し立て
5. コンテンツID削除
こんな感じです。MusMusが素材サイトでなければ放置しても良かったんですが、YouTubeのコンテンツIDという仕組みに楽曲が登録されると同じ楽曲を使った動画に著作権侵害警告が発生してしまいます。これじゃあ素材としてはキズモノにされたも同然です。コンテンツID削除に向け活動を始めたのですがこれが思ったより大変でした。
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