X型キーボードスタンドをやめたらDTMが快適になった / X型のメリットとデメリット

DTMには様々なスタイルがありますが、その中でもキーボードを使う方はかなり多いのではないでしょうか。その際キーボードを設置する方法にも様々なスタイルがあります。デスクに組み込んだり、小さいサイズのキーボードであればデスクの上にちょこんと載せてもいいですね。
一方で88鍵のような大型のキーボードを使用したい場合などはキーボードスタンドが必要になることも多いでしょう。キーボードスタンドには形状別に X型、Z型、コの字型といった様々なタイプがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。
なかでもこのようなX型はたくさんのメーカーが販売しており、しかも比較的安いのでついつい選びたくなりますよね。
通販サイトサウンドハウスでキーボードスタンドを検索してみても、やはりX型が多いことが分かります。
ですが、かつてX型スタンドを使用していた筆者の経験からも、X型には見逃せないデメリットがあります。快適なDTM環境の構築のためには、X型スタンドのメリット・デメリットをよく理解しておく必要があります。
X型キーボードスタンドのデメリット1 足が入らない
X型スタンドはX字型に交差した部分がじゃまになって自分の足を深く差し込むことができません。この点だけでもX型スタンドをおすすめしない大きな理由になります。
とはいっても、X型スタンドでも演奏すること自体は全く問題ありません。では何が問題なのかというと、PCの操作が不便になるのです。
キーボードスタンドを使ってDTM環境を構築した場合、自分から見て鍵盤の奥にPCのキーボードやマウスなどの操作デバイスが配置されます。キーボードスタンドの下に足が入らないと操作デバイスまでの距離が遠くなるため、より腕を伸ばして操作することになります。これが腕や肘への負担になってきます。(筆者は肘が痛くなってきた原因を突き詰めるうちにこのことに気づきました)
X型キーボードスタンドのデメリット2 実は高さを細かく調整できない
X型スタンドはX字の真ん中の部分でギヤをかませる形になっており、このギヤをずらすことで高さが調整できるようになっています。我が家のX型スタンドのギヤ部分はこんな感じです。

一見、自由に何段階も高さが変えられるように見えますが、このギヤの歯が意外と大きく、1歯分ずらすだけで思いのほか高さが変わってしまいます。おそらく歯を細く細かくしてしまうと強度が足りなくなってしまうのでしょう。
もちろんZ型やコの字型の製品でも同様に設定できる高さが決まっていたりします。
ただ、X型が想定よりも細かく高さ設定できないかもしれないことは念頭に置いたほうがいいと思います。
X型キーボードスタンドのデメリット3 グラつき
X型スタンドはその構造のためかかなりグラつく印象です。私の使用していたスタンドはもちろん、スタジオに置いてあったものや楽器店での試奏でもなかなかのグラつきを感じました。こちらは筆者の演奏シーンです。すごくグラついています。
もしかすると高級なX型ならグラつきが少ないものもあるのかもしれませんが・・・
おすすめキーボードスタンド
ではDTMにはどのようなキーボードスタンドがおすすめなのかといえば、下部に足が入るコの字型をおススメします。
コの字型キーボードスタンドの例
また、このようなZ型もあります。
Z字型キーボードスタンドの例
Z型もX型に比べてある程度足が自由になりますが、横にバーが入っており、コの字型ほどの解放感はありません。商品によっては思ったよりも足が奥に入らないこともあるでしょう。
筆者の場合
かくいう私も若いころ購入したこのX型をなんの疑問も抱かず使い続けてきました。

これをこちらのコの字型スタンド キクタニ KS-101 に変えたらDTMがびっくりするくらい快適になりました!
足が入るかどうかで、画面の見やすさや腕の負担などが全然違うことを実感しています。
また、懸念だった演奏時の揺れもX型よりはるかに少ないものでした。所持しているX型スタンドもそこそこちゃんとしたメーカーのものだったのですが、これならもっと早く変えるべきでした!
X型スタンドのメリット
ではなぜX型スタンドが存在するのか?なぜこんなにたくさんラインナップがあって人気なのか?

おそらく、設置と撤収が爆速だからではないかと思います。ライブ会場に持ち込んで設置して終わったら撤収といったときに、たった一つのギヤを緩めて締めるだけのX型が最速なのは間違いありません。
あともう一つ、高さ調整の幅が広いので立って演奏するのか座って演奏するのかをその場で簡単に選択できるのですが、これもライブでのメリットですね。自宅DTMで立ちと座りを切り替えている人を見たことがありません笑
当然ですがこれらは私のようにライブをやらない人間には無用のメリットです。
余談ですが、持ち運び時のコンパクトさだとコの字型に軍配が上がってしまいます。X型がんばれ・・・
まとめ
X型キーボードスタンドは一部のDTMユーザーには適しているかもしれませんが、下部に足が入らないことや高さを細かく調整できないことに注意が必要です。
どのタイプのキーボードスタンドが合っているのか、自分の演奏やDTMスタイルに応じて選んでみてはいかがでしょうか。









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