無料が多い日本のフリー音楽素材


日本のフリー音楽素材サイトには無料で使用できるかなり太っ腹なところが多いようです。

海外での音楽素材事情でも触れましたが、海外を見渡しても、商用にまで無料で使えるというのは中々無いんじゃないでしょうか。

日本で無料のフリー音楽素材サイトが発展しているのはなんでだろ?

これはぼく個人の予想でしかないのですが・・・

日本のフリー音楽素材は、フリーゲームというジャンルに引っ張られて発展したのではないでしょうか。

今でも日本のフリー音楽素材サイトの大手(大手はたいてい古くからあるサイトでもある)を見ると、「MIDI」と「効果音」を置いているところが多いです。これらはいずれもゲームからのニーズではないかと思います。また、昔は通信速度やらなんやらでゲームに搭載できるデータサイズに大きな壁がありましたので、ファイルサイズの小さいMIDIデータは重要でした。

また、フリーゲームの特徴は「無料」「個人製作」であり、そういったニーズに対応するために、日本の音楽素材サイトは無料が必然となったのではないでしょうか。

MusMusのような非大手で比較的開設から期間が浅いサイトの場合はどうかというと、後発サイトは立ち上げ時には昔からある大手サイトを参考にするので、たとえゲームを想定していなくてもやっぱり規約は同じような感じになるのでした。

フリーゲームのこと

フリーゲーム発展の立役者としてツクールシリーズははずせないのではないでしょうか。

それまでプログラミングという点で敷居の高かったゲーム制作が誰でも手軽に行えるとあれば、一度でもゲームを作ってみたいと思っていた人にとってはとんでもなく魅力的ですよね。

最初にツクールと冠されたソフトが発売されたのが1987年。代表的なのはやっぱりRPGツクールだと思いますが、現在では格闘ゲームから恋愛ゲーム(!)までツクールシリーズで制作できるようになってます。今のツクールシリーズには最初からBGMや画像系のサンプルが付属しているのですが、当然ですが自分の作ったゲームをネットに公開するとなると、付属BGMではあまりにもオリジナリティが無い、ということになるのでしょう。明らかにこういったツクールシリーズに使われることを意識した素材サイトはいくつもあります。

これから

現在音楽素材サイトのBGM利用目的は大きく変わってきているように思います。その原因の一つは、やっぱり動画投稿サイトと配信サイトの台頭でしょう。Youtube、ニコニコ動画、USTREAM、ニコ生、スティッカム・・・現在フリー音楽素材の使用先としてはゲームよりもこういったコンテンツの方が多いんじゃないでしょうか。

じゃぁ、プロダクション・ミュージックやストック・ミュージックといったロイヤリティーフリー素材として発達してきたアメリカのように有料になっていくのか、というと・・今さらそんなことはないように思います。

少なくとも商用利用でない部分ではこのまま無料が大多数でいくんじゃないでしょうか。だって今から、「無料」というステータスを捨てると、「たくさん使ってもらえる」という恩恵も捨てることになるのですから。

もうちょっと著作権を主張してもいいのかも

ただ個人的には今「商用利用」の部分であまりにもフリーダムなサイトがいくつかあるなぁと感じています。

商用にフリーで使用できて無料で著作権表示無しも可・・・・って、MusMusもそうか^^;

うちも商用での利用部分ではもうちっと著作権を主張させていただこうかと考えている今日この頃です。

| カテゴリ:音楽素材考察 | 0 コメント

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