英語の歌詞を訳して勉強 | カーペンターズ 「Close to you」
ここのとこ英語の歌を翻訳するのにハマってます。
自分で訳してみると既存の訳詩には訳者の意図が結構盛り込まれていることに気づきますね。
そんな、訳詩と原文の違いを知るのも楽しいし、英語の歌詞がそのまま頭に入ってくる感覚は一度憶えると病み付きになります。歌詞を訳して知った英単語は忘れにくいのも勉強にいいですね。
今回訳してみたのはカーペンターズのClose to youです。
この歌は昔、訳詩を見て「なんて美しい歌詞なんだ!」と思った記憶があったので一度自分で訳したいと思ってました。
以下、印象に残った部分をピックアップ。(元詩と訳詞を全部載せてるブログとかあるけどどう考えても著作権的にアウトです)
印象に残った言葉たち
long to
希望、切望する、want to と同じような意味になる(知らなかった!)。ニュアンス的には want to よりも実現しにくい希望や強い希望になるようです。
do
doは動詞です。この歌ではstarがdoするんです。doは能動的じゃないと使えないと勝手に思い込んでたんですが、物体が動くみたいな場合でもdoって使えるんですね。
サビの美しさと単語ギッシリ
いやぁ、やっぱり美しい歌詞ですね。サビは驚くほどの単語数が美しいメロディーにギッシリ詰め込まれていて、わかっていても全部聴き取れませんでした。ofとかandとかtoとかほんとに入ってる?って感じです。
sprinkle
水を撒くスプリンクラーのイメージしか持ち合わせてなかった単語ですが、「ちりばめる」という意味が。この歌詞では星屑を彼の髪にちりばめます。
美しいサビから突然の俗っぽさ
歌い出しからサビまでずっと美しい言葉と描写で夢の中にいるような感覚が続きますが、サビ後は急に俗っぽくなる気が。彼を追い回すのは町の女の子全員(すげぇ)。
それを見た主人公の複雑な心情がはっきり歌われないのがまた切ない。
follow
「ファラウ」って聞こえますね。「フォロー」じゃネイティブには通じないのかも。
主人公と彼の関係
主人公は彼のそばにいたり、一緒に歩いたりしているんですよね。町の女の子たちよりもちょっと彼に近い立場にいるような気がします。
they、that
全然ゼイ、ザットには聞こえなくて、ベイ、バットに聞こえます。よ~く耳を凝らしてもかろうじてデイ、ダットくらいに聞こえます。これはカレンの発音なのか?ネイティブはみんなこうなのか?今後カーペンターズの他の曲を訳したり他の人の歌を翻訳すればわかってきそう。
遙かなる影
この曲の邦題は遥かなる影。自分で訳してみて気づく遥かなる影要素ゼロという事実。これこそまさに「訳者の意図」かなと思います。なんでこうなったのかな?調べたけどわからず。
てな感じでまったり歌詞を訳しながらやんわりと英語の勉強になるといいなぁと思ってます。
Close to you は英語初心者のぼくでも簡単に訳せたので(あってるかわからんけど)おススメです!
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