サブスクで楽曲配信するならTuneCoreをお勧めする理由

watsonです。
自分の音楽をサブスクで配信したい!
そんなときは業者と契約して配信依頼する必要があります。この業者をディストリビューターと呼びます。
楽曲を配信してくれるディストリビューターは別記事「音楽を販売・配信する方法まとめ」にもまとめましたが、たくさんあって料金体系も異なるのでどこを選べばいいのか迷ってしまうこともあると思います。
そんなディストリビューターの中からwatsonがTuneCore Japanをオススメする理由を書いてみます。
初回配信が50%OFFになるクーポンも置いておきますので是非読んでみてくださいね。
幅広い配信先
ディストリビューターはそれぞれ契約している配信先が決まっていて、対象外の配信先にはどうやっても配信することはできません。
その点、TuneCoreは配信先がとにかく広いです。
TuneCoreから配信するだけで世界185ヵ国、55以上のプラットフォームに楽曲を配信できます。
配信先プラットフォームは2022年7月現在でこちらです。多すぎ。
- Apple Music
- iTunes Store
- Spotify
- YouTube Music
- LINE MUSIC
- TikTok
- Amazon Music
- Amazon Music Unlimited
- Amazon Music Free
- Prime Music
- Tencent Music Entertainment (QQ Music, Kugou Music, Kuwo Music, We Sing, Ultimate Music)
- NetEase
- AWA
- Deezer
- Rakuten Music
- レコチョク
- TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョク
- dミュージック powered by レコチョク
- dヒッツ powered by レコチョク
- Music Store powered by レコチョク
- ひかりTVミュージック
- OTORAKU -音・楽-
- OTOTOY
- music.jp STORE
- オリコンミュージックストア
- KKBOX
- うたパス
- mora
- レゲエZION
- クラブZION
- DE-LUXE
- e-onkyo music
- SMART USEN
- ドワンゴジェイピー
- animelo mix
- K-POP Life
- ビルボード公式 (Billboard x dwango)
- mysound
- 着信★うた♪
- 着信★うた♪ フル
- 着信★クラブ洋楽♪フル
- 着信★SONG♪フル
- 着信★アニメ・ゲーム♪フル
- ミュージックタイアップ★フル♪
- フル&オルゴール+歌詞
- JOOX
- FLO
- PlayNetwork
- Gracenote
- Shazam
- クラシル
収益から手数料が引かれない
楽曲がストリーミング再生されたりダウンロードされるとアーティストに収益が入ります。
ディストリビューターによってはこの収益から一定割合を手数料として差し引かれますが、TuneCoreは原則として全額アーティストの収益になります。
そう、TuneCoreは最初の配信開始時にこそ費用がかかりますが、その後の配信で得られた収益はそのままアーティストの収益として還元する方針なのです!
例えば1年間で100万円の配信収益が得られたとします。
とあるディストリビューターでは収益の40%が手数料となっていますので、実に40万円もの金額が手数料として差し引かれてしまいます。ですがTuneCoreであればかかるのは配信費用の5,225円だけ。残りの99万5000円ほどがアーティストに実際に入る収益となります。この差は本当に大きいと思っています。
Shazam、Gracenoteに登録できる
iPhoneのsiriに「ヘイsiri!この曲って何?」と聞いてみると、周辺で流れている音楽を聞き取ってタイトルやアーティストを答えてくれます。
自分の楽曲もsiriに知っておいて欲しいですよね!
siriさんが楽曲を答えるときに裏でこっそり(?)答えを教えてもらっている音楽の先生がShazamです。Shazamは楽曲識別のためのデータベースなんですね。Gracenoteも同じような音声データベースで、TuneCoreから配信する楽曲は追加料金なしでこれらに登録することができます。つまり、自分の曲もsiirやその他サービスが判別して答えてくれるようになります。
著作権管理サービスを利用できる(2022/9追加)
音楽を配信した場合、本来は配信の売上とは別に楽曲の著作権使用料が発生しています。ですが、これまでTuneCoreで楽曲配信していた人は著作権使用料を受け取ることはできませんでした。受け取るためには自分で(あるいは他のサービスを利用して)JASRACやNEXTONEといった著作権管理会社に楽曲を登録する必要がありました。
2022年9月、TuneCoreでも音楽を著作権管理事業者(JASRAC等)へ届出し、著作権使用料を受け取ることができるサービスが登場しました。
これまで著作権管理部分だけ他のサービスに委託していた方もいるかと思います。これからはTuneCoreだけでそこまでカバーできるようになりました。
多彩なレポート画面
レポート画面は確定レポートと速報レポートとに分かれています。
確定レポートでは月ごとに確定した収益を確認することができます。ストア、リリース、国などでフィルタリングすることができます。
速報レポートでは楽曲の再生数やダウンロード数が日々更新されていきます。グラフィカルな表示も多くて楽しいです。以下、速報レポートで見れる内容をいくつかご紹介します。
再生数
ストリーミング再生数の推移をグラフ表示してくれます。スパンを日週月に切り替えたり、リリースごと、楽曲ごとなどフィルタリングもできます。最新月(週)は常には途中段階の数字なので、再生数が激減したように見えるのがが怖いです。(慣れますが)

データフィルター
あらゆるデータは楽曲別、ストア別、アルバム別といったようにフィルタリグして表示できるようになっています。

再生地域
再生された国やそれぞれの再生数も一目でわかっちゃいます。

ディスカバリーレポート
こちらはshazamなどのレポート。自分の楽曲がどれくらい「Hei!siri!」されたかがわかります。直接収益にはならないんですが、世界のどこかでだれかが自分の曲に興味を持ってくれた証拠なのでこれはこれで嬉しいものがあります。

チャートインレポート
どの曲やアルバムがどの国でチャートインしたのかがわかります。

アーティストページ
TuneCoreで配信を始めると、こんな感じのアーティストページが生成されます。

実物はこちら
各アルバムと配信ストアへのリンクも備えてますし、チャートイン情報も載っているので、とりあえずこのページを紹介するだけでもプロモーションになります。
アーティストマイルストーン(2022年10月追加)
楽曲を配信していると曲の再生数や、全曲合わせた再生数がどれくらいなのか気になりますよね。もちろん単月の再生数などはレポート画面で簡単に確認できるのですが、これまでの累積を出そうとするととても大変な作業でした。
2022年10月、TuneCoreからアーティストマイルストーンサービスの提供が発表されました。配信している楽曲の累計再生数の節目のタイミングでお知らせしてくれて、しかもワンクリックで共有することができるという、痒いところに手が届く(笑)機能です。TuneCoreから配信していれば誰でも自動でこの機能がONになります。
試しに1件シェアしてみました。
クリック先では「楽曲を聴く」ボタンが用意されていたりして、ファンやこれからファンになってくれそうな人へのアピールに最適です。
デメリット・気になる点
配信費用が固定で1年毎に発生
先ほどは配信費用が固定であることと収益から手数料が引かれないことをメリットとして書きました。ですが、裏を返せばどんなに売れなくても再生されなくても固定の配信費用が毎年発生してしまうことになります。
収益が少ない場合、具体的には1年間の収益が配信費用の5,225円に届かない場合に赤字となります。
ただ、ストリーミングだけではなくダウンロード販売もあるのでそんなにハードルは高くないとは思います。どれくらいストリーミング再生されれば黒字になるのかは下記記事に詳しく書いてありますので参考にしてください。
配信情報入力の手間
個人的にはもう少しアルバム情報の入力が楽になればもっとハードルが下がっていいのになぁと思っています。例えばアルバムの配信を入力する場合、ジャンルだとか作曲者だとかをいちいち1曲ずつ入力するのがかなり手間・・・
一括入力機能を設けるなど、配信入力の機能改善に期待です。
初回配信50%OFFクーポン
下のバナーをクリックしてTuneCoreにアクセスすると初回シングル配信50%OFFクーポンがゲットできます。よろしければご利用ください。(watsonからの友達紹介という形になりますのでご了承ください)
最後に
いかがでしたでしょうか。
一昔前では考えられませんでしたが、今や誰でも手軽に全世界に向けて楽曲を配信できる時代です。眠らせている音源があるようでしたら一度試してみてはいかがでしょうか。
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